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斜視・弱視

症状(かすむ・見えにくい)から見た可能性のある病気
−斜視・弱視−

斜視(しゃし)

両眼の視線が正しく見る目標に向かわないものをいいます。外見上は片方の目が正しい方向を向いているのに他の目が内側や外側、あるいは上下に向いている異常です。眼筋の神経支配の異常、眼筋そのものの異常、眼筋附着群の異常などにより斜視が起こります。

弱視(じゃくし)

視覚の発達途上で発達が阻害されて起こる視力障害。視力は生後からしだいに発達し小学校入学時ころまでにその働きがほぼ出来上がりますが、視力の正常な発達が行われず、屈折異常を矯正するために眼鏡をかけても良い矯正視力が得られないような状態になると弱視と呼ばれます。弱視は、斜視、強い遠視、強い乱視、左右の屈折異常の差が大きい場合(不同視)などがある場合、起こる可能性があります。なかでも斜視は弱視の大きな原因です。